バンドルカードアプリとは?
「誰でもすぐに使えるVISAカードアプリ」として発表されたバンドルカード。
審査もなく最速1分で誰でも簡単に作成できるバンドルカードはVISAプリペイドカードのため、クレジットカードと同じようにVISA加盟店でお支払いができるインターネット専用のバーチャルカードと、街中のお店など実店舗でも利用可能なリアルカードがあります。いずれも、ご利用の際はバンドルカードに事前にチャージを行うことで、チャージ残高からお支払いが可能になります。
バンドルカードの発行方法
バンドルカードはバーチャルカードなのでバンドルカードアプリをダウンロードして発行します。コンビニやスーパーなどの実店舗でお使いいただく場合はリアルカードの発行が必要となりますが、こちらの手続きもバンドルカードアプリより行う必要があります。
- バンドルカードアプリをダウンロード
- 【アカウントを登録する】ボタンをタップ
- ユーザーID、パスワード、電話番号、生年月日、性別を登録
- 電話番号をSMSで認証します
- 内容を確認して登録
最速1分でバーチャルカードを作成可能です。
クレジットカードと違って審査や年齢制限がないため誰でも簡単に作成することができます。オンラインショップでも決済方法にクレジットカードしか選択できないところは少なくありません。バンドルカードはクレジットカードと同じようにお使いいただけるため、クレジットカードをお持ちでない方や、年齢制限・審査などで作れなかった方には非常に便利なバーチャルカードです。
バンドルカードの作成が完了したらチャージを行います。
1、コンビニチャージ
ファミリーマート / ローソン / サークルKサンクス / ミニストップ / セイコーマート / デイリーヤマザキの6店舗でコンビニチャージを行うことができます。コンビニ店内に設置された端末で申し込み券を発券し、レジでお支払いを完了するとバンドルカードへのチャージも完了します。コンビニでの決済方法は現金のみとなりますので、クレジットカードを使ってのお支払いはできません。
2、クレジットカードチャージ
クレジットカードからのチャージは3Dセキュア対応カードからのみ可能で、対象のクレジットカードはVISA / MasterCard / JCB の三社となります。3Dセキュアに必要な入力事項はカード発行会社によって名称なども異なるため、ご使用のカード発行会社のホームページを必ず確認してください。
3、ドコモ払いチャージ
ドコモ払いとは所謂キャリア決済となり、月々の携帯料金と合算してお支払いが可能な決済方法です。現在キャリア決済はドコモ払いのみが対応となっているため、ソフトバンク、auをお使いの方がキャリア決済でチャージを行うことはできません。また、チャージ手数料として4,000円以下の場合は1回につき300円、5,000円以上の場合はチャージ金額の6.15%が手数料としてかかってしまいます。ドコモにはdカードという独自のプリペイドカードもございますので、ドコモ払いチャージでバンドルカードを利用するのであれば、直接ドコモ払いで支払ったり、dカードプリペイドにチャージしたほうがdポイントも貯まるのでドコモユーザーはこちらの方法が大変お得です。
4、ビットコイン
Coincheckのアプリや他のウォレットアプリと連携してビットコインの円建てチャージが可能です。送金先アドレスの自動入力に対応しているアプリはlockchain, Bitpay, Copay, Breadwalletとなっています。上記アプリだと入力の手間も省け簡単にピットコインでのチャージか可能です。
5、ネット銀行
ネットバンキングに対応した全国の都市銀行、信用金庫からチャージ可能です。
コンビニチャージと同様に現金決済となりますが、ネットバンキングからの利用であればコンビニへチャージしに行く手間もなく、スマートフォン一つで簡単にチャージが完了するため便利なチャージ方法です。ただし、お使いの銀行に応じて振込手数料がかかってしまう場合がございますので注意が必要です。
6、銀行ATM(ペイジー)
ペイジー対応の銀行ATMから現金でチャージ可能です。
ゆうちょ銀行のATMはペイジー対応なので、ゆうちょ銀行をよく利用される方にはおすすめのチャージ方法です。不正利用防止の為に、1回あたりのチャージ額は3万円で、月間チャージ額は12万円までの制限があります。
7、ポチっとチャージ
バンドルカード独自のチャージ方法で、所謂後払い決済となります。
給料日前などでお金に余裕がなくてもチャージした金額を翌月支払うことができるため一番利用者の多いチャージ方法ではないでしょうか。しかし注意点もあり、こちらもチャージ金額に応じて振込手数料がかかってしまいます。1回につき3,000円~50,000円のチャージが可能ですが、最低額面の3,000円であっても手数料が510円、上限の50,000円になると手数料だけで1,830円もかかってしまうため安くはありません。また、翌月の支払いがきちんと行えないと利用制限がかかってしまったり、ポチっとチャージを使えなくなってしまう場合もございます。大変便利な後払いチャージですが、使い方には注意しましょう。
バンドルカードのメリット、デメリット
審査や年齢制限もなく、誰でも簡単に発行することができるバンドルカードですがキャッシュレス化が進んだ近年では様々なキャッシュレスサービスが流通しています。バンドルカードのメリットとデメリットを確認し、より便利に利用していきましょう。
バンドルカードのメリット
バンドルカード発行にあたっての年齢制限、審査がない
カード発行には年齢制限、審査がないためスマホさえお持ちであれば誰でも簡単に発行できます。
クレジットカードの代用になる
VISAプリペイドカードのためVISA加盟店であればほとんどのサイトで使うことができます。バンドルカードにはバーチャルカードとリアルカードが存在しており、手数料はかかってしまいますがリアルカードを発行すると実店舗のお支払い時にもバンドルカードを利用することができます。
最初にあげたように審査がないためクレジットカードを作れない方や、オンラインショップを利用する際にクレジットカード情報を登録することに不安を感じている方はクレジットカードの代用として使うことができます。
ポチっとチャージで支払いは翌月にできる
ポチっとチャージとは、チャージ金額を翌月にお支払いすることができる後払い決済です。お手元にお金がなくてもバンドルカードへチャージできるので大変便利な決済方法です。チャージ上限は最大50,000円なので高額な商品を購入することはできませんが、他のプリペイドカードにはないバンドルカード独自のチャージ方法なので最大のメリットです。
バンドルカードのデメリット
ポイント還元がない
バンドルカードは所謂キャッシュレスサービスと同等の扱いになりますが、他のサービスでは決済を行う度にポイント還元がされるものがほとんどです。前払いのプリペイドカードやスマホ決済の多くは年齢制限や審査もなく利用することができます。お使いのカードやスマホ決済に応じて異なりますが還元率も0.5~1.0%のため、後払い決済のポチっとチャージを使わないのであればポイント還元のある、他のキャッシュレスサービスをご利用いただいた方がお得になります。
チャージ方法によって手数料がかかってしまう
基本的に手数料はかかりませんが、ポチっとチャージ、ドコモ払いチャージの場合は金額に応じて手数料がかかってしまいます。いずれも後払い決済のためお手元にお金がなくてもご利用可能な決済方法です。しかし、ドコモ払いはドコモの携帯料金と合算してお支払い可能なサービスのため、キャリア決済が使えるオンラインサイトであればわざわざバンドルカードへチャージして決済を行う必要がありません。ドコモ払いが直接使えない場合でも、ドコモより発行されているdカードプリペイドがあればドコモ払いから手数料無料でチャージすることができる上にdポイントを貯めることができます。ポチっとチャージを使わないのであれば、わざわざバンドルカードを使うメリットはないと言えます。
ポチっとチャージ金額 | 手数料 |
---|---|
3,000 ~10,000円 | 510円 |
11,000 ~20,000円 | 815円 |
21,000 ~30,000円 | 1170円 |
31,000 ~40,000円 | 1525円 |
41,000 ~50,000円 | 1830円 |
ドコモ払いでチャージ金額 | 手数料 |
---|---|
~ 4,000円 | 300円 |
5,000円 ~ | チャージ金額の6% |
※小数点以下は四捨五入となります
1円オーソリとは?
はじめて利用するカードの場合、カードの有効性のチェックをする為に、一時的に残高から1円が引かれた状態になる場合があります。これが「1円オーソリ」と言われる現象です。後で戻ってくるのですが、数日~45日ほど掛かります。例えば20000円チャージしていた場合、戻って来るまで残高は19999円となってしまい20000円分の商品が購入出来ない状態となってしまうので、欲しかった商品がすぐに購入できなくなってしまう可能性もございます。商品購入時だけではなく、AppleIDやGoogleアカウント、Paypal等でのクレジットカード登録の際にも発生するため、少し余裕を持ってチャージをしておくと安心かもしれません。
まとめ
誰でも簡単に発行できるバンドルカードですがキャッシュレス化が進みスマホ決済やプリペイドカードといった他の選択肢もとても増えています。バンドルカードはクレジットカードの代用としても利用することができるため、クレジットカードをお持ちでない方や、作れない方にとっては魅力的なカードです。ポチっとチャージは他にはない独自のサービスで後払いでのチャージが可能な決済方法ですが、ポイント還元がなかったり手数料が高いというデメリットもあるため注意が必要です。ドコモ払いチャージをお使いなのであれば直接ドコモ払いを使って決済を行ったり、どうしてもプリペイドカードを介して決済を行いたい場合でも、ドコモが提供しているdカードをお使いいただいたほうが確実にお得です。よりお得に、便利にお使いいただくのであれば各種チャージ手数料を知っていて損はありません。