キャリア決済とは何か、仕組みや種類、各サービスの違い、注意点までまとめて解説します。あわせて、関連するキャリアプリペイドカードについてもわかりやすく紹介します。
キャリア決済とは
キャリア決済とは、スマホやPCなどで購入した様々なデジタルコンテンツ(ゲーム・音楽・書籍など)やインターネット上でのショッピングなどの利用代金、月々の携帯電話料金と合算して支払いができる決済サービスのことです。
d払い、auPAY、Softbankのソフトバンクまとめて支払い、Y!mobileのワイモバイルまとめて支払いなどがあります。
それぞれのキャリアに契約されている方なら利用でき、契約状況や支払い状況により利用限度額が決められています。ID、パスワード、暗証番号を入力するだけで簡単に支払うことができ、いつでも、どこでも買いたい時に簡単に購入でき利便性が高く、今非常に注目されている決済手段です。
キャリア決済とは、携帯電話料金と合算して支払いができる決済サービスのことです。クレジットカードを使わずに、スマートフォンだけで支払いができる点が特徴です。
主なキャリア決済の種類
キャリア決済には、携帯会社ごとにさまざまな種類があります。名称や仕様は異なりますが、いずれも携帯電話料金とまとめて支払える点が共通しています。現在よく利用されている主なサービスは以下のとおりです。
それぞれ利用できるキャリアやサービス内容に違いがあるため、特徴を確認しながら自分に合った決済方法を把握しておくことが大切です。
d払い
d払いとは、アプリからスマートフォンに表示させたバーコードやQRコードをレジで読み取ってもらうことで支払いができるドコモの決済サービスです。
dポイントを利用した支払いやクレジットカード払いもできる、キャッシュレスの時代にマッチしたとても便利なサービスです。
また、docomo以外の契約をしている方でもdアカウントという無料の共通IDを取得すれば、docomoの人と同じようにd払いを利用することができます。
面倒な申込みも不要ですし、様々なサービスの予約や注文、お得なクーポンの利用もアプリ一つで簡単にできます。
チャージをすればd払い残高から送金することもdポイントを送ることもできますし、電気やガスなどの公共料金の支払いができたり、たくさんの便利な機能があります。
d払いに対応しているお店はコンビニやスーパー、家電量販店、百貨店やアパレル店に飲食店など多岐にわたり、今現在も増え続けています。
また、d払いを利用する上での最大の特徴はdポイントを利用した決済もしくはドコモ払いの可能額を、毎月の携帯電話料金と合算して支払いができることです。
これにより後払いが可能になるので、お財布の中身を心配することなくお買い物が可能です。
ドコモケータイ払い
ドコモケータイ払いは、ドコモが以前提供していたキャリア決済サービスです。現在はd払いへ移行・統合された案内が中心となっており、関連ワードとして検索されることが多い用語です。
ドコモの回線を持っていてspモードまたはiモード契約のある方が利用でき、基本となる電話料金合算払いに加えて過去には「ドコモ口座」残高からの充当できておりました。
利用限度額は最大100,000円ですが、ご自身のご利用状況により利用可能な限度額は異なります。
また、利用限度額は自分で設定可能で、利用限度額の範囲内にて1,000円単位の金額で任意の設定をすることもできます。
spモード決済
spモード決済は、ドコモが提供していた決済サービスのひとつで、現在はd払いへとつながる旧サービスとして扱われることが多い用語です。過去の情報を探しているユーザーに向けて整理しておくと親切です。
dカード mini(旧サービス)
※現在はd払い(iD)へ統合されており、現在は新規受付が終了しております
dカードminiは、NTTドコモが提供していた決済サービスで年会費は無料で発行されておりました。
カード発行をされずにアプリとなりました。
アプリからのお申込みをして5分内程で利用可能となります。こちらの設定をすることにより「おサイフケータイ」のシステムを利用することができました。
こちらの設定に関してはドコモの店舗でもお申込みが可能となっております。対応機種はアンドロイドと902iSシリーズ以降に発売されているガラホ・ガラケーとなっておりました。
「dカードmini」に関してはお支払い状況によって利用限度額が月々5000円、10000円、30000円となっておりました。
auPAY
auPAYはKDDIと沖縄セルラー電話の会社が提供しているスマホ一つでお買い物ができるQRコード決済のことです。auPAYという名前ですが、auの方しか利用できないというわけではなく、スマホを持っている方ならだれでも利用でき、auPAYアプリで簡単な設定を行い、auPAY残高にチャージをして「auPAY」の表示があるお店でQRコードを見せるかお店のQRコードを読み取れば支払いができます。
楽天payとも連携していて、チェーン店はもちろん、個人経営のお店などauPAYを使えるお店が多いのも良い点ですが、auPAYでのお支払い前にpontaカードを提示すればポイントがダブルでたまるなど多数のサービスやキャンペーンも兼ね備えています。また、チャージ(入金)方法もたくさんあり、pontaポイントはもちろん、auかんたん決済や現金、クレジットカードでのチャージも可能です。
auかんたん決済
auかんたん決済とは、auの携帯電話やパソコン等で購入したデジタルコンテンツやお買い物等の代金を、月々の通信料金と合算して支払いするサービスです。
支払い方法で「auかんたん決済」を選択して、暗証番号を入力するだけで購入することができ、簡単で便利なサービスです。
auWALLETカードにチャージ(入金)することも可能で、利用回数に制限もなく、利用限度額内であれば、何度でもご利用が可能です。スマートフォンなどの契約者以外にも、「auひかり」「auひかり ちゅら」を契約されてる方もご利用できます。
ソフトバンクまとめて支払い
ソフトバンクまとめて支払いとは、ソフトバンクの携帯電話料金と合算して支払いができる決済サービスです。
他にも、デジタルコンテンツ(音楽・動画、ゲームのアイテム)などの購入代金の支払いにも利用できます。
ソフトバンクの携帯電話を契約していれば利用可能ですが、利用可能額に達している、もしくはご利用制限をしている場合利用できない場合があります。
また、携帯電話料金を支払期日までに支払っていなかったときなども利用できない場合があります。
ワイモバイルまとめて支払い
ワイモバイルまとめて支払いとは、スマートフォンやパソコンなどで購入したデジタルコンテンツ(ゲーム・音楽・書籍など)やショッピングなどの利用代金、App Store、Apple Music、iTunesや、Google Play™上のアプリケーションなどで購入した分を、月々のワイモバイルの料金と合算して支払いできる決済サービスです。
事前に特別な設定なく利用することが可能です。
「ワイモバイルまとめて支払い」は、ワイモバイルと同じグループのソフトバンクの「ソフトバンクまとめて支払い」と同等のサービスになります。
キャリアプリペイドカード
キャリア決済とあわせて調べられることが多いのが、各携帯会社が提供するプリペイドカードです。キャリア決済とは仕組みが異なりますが、チャージして使える決済手段として関連性があります。
dプリペイドカード
dカードプリペイドは、ドコモの携帯を利用していなくてもdアカウントを持っていれば入会審査もなく入会金・年会費、発行手数料等も全てタダで入会できます。
MasterCard加盟店やiD加盟店で使用する分を先にチャージしてクレジットカードやiDとして利用することができるカードです。
申し込みから大体1週間ほどでカードが発送されます。
クレジットカードといっても支払方法は基本的にチャージのみなので、チャージした分だけの使用が可能で、計画的に利用することができます。
また、対象のお店で利用すればdポイントがたまり、dポイント加盟店であればさらに多くのポイントをためることができ、たまったポイントをそのままdカードプリペイドへチャージすることもできます。
1日にチャージをできる上限とカード残高の上限は30万円までとなっていて、ローソンではレジでチャージしたい金額を伝えれば現金で1回1,000円から49,000円までを1円単位でチャージでき、dアカウントのマイページでは様々な支払方法で1回500円から5万円までを1円単位でチャージが可能となり、とても便利に利用できます。
ただ、銀行ATMでチャージの場合はセブン銀行のATMとなりますが、1回1000円からを1円単位ではなく1000円単位でのチャージとなるので、注意が必要です。
auPAYプリペイドカード
auPAYプリペイドカードは、au関連のプリペイド式決済サービスです。事前にチャージした残高の範囲内で利用できる仕組みで、キャリア決済のような携帯料金合算払いとは異なります。
ソフトバンクカード
ソフトバンクカードは、2015年3月から発行された年会費・入会金無料のVisaプリペイドカードです。
ソフトバンクカードアプリというものがあり、そちらをインストールしてお申込みへと進みます。登録方法も簡単で、ソフトバンクワイモバイルまとめて支払いを設定すれば、アプリでご利用明細の確認をしたり、AIで家計簿を自動で作ってくれます。
さらにオプションでおまかせチャージ機能を選択すれば、プリペイドカードでありながらお買い物で足りない金額も自動でチャージしてくれ、後日スマホ料金とまとめて支払いができるクレジット機能も搭載することができるようになっています。
また、カードタイプではなくアプリなどにカード番号が表示されるバーチャルタイプなので、スマートフォンでiD払いに登録すれば、VISAが使えるネット上のお店の他にも、iDが使えるお店であればスマートフォンをかざすだけですぐにお買い物ができます。カードタイプのお申込みをいただければ初回発行手数料も無料で、利用すればするほどTポイントを貯められるようになります。
仕組み
キャリア決済は、商品購入時の代金を携帯電話料金に合算して請求する仕組みです。通信会社が一時的に立て替える形になるため、クレジットカードがなくても使えるケースがあります。
一方で、利用上限が設けられていることや、支払い遅延があると使えなくなる場合があるため、計画的な利用が重要です。
注意点
キャリア決済は便利ですが、以下の点に注意が必要です。
関連する決済・機能
iD(アイディー)
iDは、NTTドコモが提供する非接触型の電子マネーです。スマートフォンやカードをかざすことで支払いができ、d払いなどと連携して利用されることもあります。
おサイフケータイ
おサイフケータイは、スマートフォンを使って電子マネーや決済サービスを利用できる機能の総称です。iDや楽天Edyなど、複数の決済サービスをスマートフォンに登録して利用できます。
まとめ
キャリア決済には、auかんたん決済・d払い・ソフトバンクまとめて支払いなど、携帯料金と合算して支払えるサービスがあります。また、ドコモケータイ払いやspモード決済のような旧サービス名で検索されるケースもあります。さらに、dプリペイドカードやソフトバンクカード、iD、おサイフケータイなど、関連する決済手段や機能もあるため、それぞれの違いを理解しておくことが大切です。
| サービス | 種類 | 主な特徴 |
|---|---|---|
| auかんたん決済 | キャリア決済 | au料金と合算して支払い可能 |
| au PAY | スマホ決済 | QRコード決済に対応した関連サービス |
| d払い | キャリア決済・スマホ決済 | dポイント連携が特徴 |
| ドコモケータイ払い | キャリア決済 | d払いの旧関連サービス |
| spモード決済 | キャリア決済 | ドコモ系の旧サービス |
| dカード mini | 関連サービス | 旧サービス名として検索されることがある |
| ソフトバンクまとめて支払い | キャリア決済 | ソフトバンク料金と合算 |
| ワイモバイルまとめて支払い | キャリア決済 | ワイモバイル契約者向け |
| dプリペイドカード | プリペイドカード | 事前チャージ型 |
| ソフトバンクカード | プリペイドカード | チャージ型で利用する決済手段 |
| iD | 電子マネー | かざして支払える非接触型決済 |
| おサイフケータイ | 機能 | スマホで電子マネーを使うための機能 |